第67回全国高等学校PTA連合会大会静岡大会

講演

基調講演

全体会(袋井会場・エコパアリーナ)

「戦国武将に学ぶ子育てと人づくり」 静岡大学名誉教授 小和田 哲男 氏

記念講演

全体会(袋井会場・エコパアリーナ)

「筧利夫 これがオレの生きザマだ!」 俳優 筧 利夫 氏

分科会

全国高等学校PTA連合会研究発表 基調講演とパネルディスカッション

袋井会場・エコパアリーナ

(テーマ)
ネットトラブルの予防と対策
(趣旨)
スマートフォンなどの情報端末が急速に普及し、コミュニケーションの多くがSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を介して行われるようになり、社会的な問題も生まれています。
身の回りで起こりうるネットトラブルはどのようなものがあるか?
それを予防する対策とは?万が一にでもトラブルに遭ってしまった場合の対策とは?
両面を考えたいと思います。
(総合司会)
全国高等学校PTA 連合会 健全育成委員長
(基調講演講師)
第1部 基調講演
株式会社KDDI総合研究所 健康・医療ICTグループ 研究主査 齋藤 長行 氏
第2部 パネルディスカッション
(パネルコーディネーター)
静岡大学 教育学部 准教授 塩田 真吾 氏
(パネリスト)
静岡県立磐田南高等学校 PTA会長 太田 好洋 氏
静岡市立清水桜が丘高等学校 3年生 先生 弾 さん
静岡市立清水桜が丘高等学校 教諭 柳本 直輝 氏
総務省 電気事業通信部 消費者行政第一課
(協力)総務省、一般社団法人 安心ネットづくり促進協議会

第1分科会 事例発表と研究協議

浜松会場・アクトシティ浜松大ホール

(テーマ)
学校教育とPTA ~「有徳の人」を育てる学びの場の充実~
(趣旨)
学びの場の中心となる学校教育では、社会を生き抜く人づくりの基盤となる、学習指導要領が求める「確かな学力」の向上と、将来の社会を担う一人一人の資質・能力の伸長を図るとともに、「徳のある人間性」と「健やかでたくましい心身」を育む必要があります。そのため、基礎・基本的な知識、技能・技術の習得とともに、それらを活用して課題を解決するための思考力・判断力・表現力等を育み、主体的に学習に取り組む態度を養うことが重視されています。また、コミュニケーション能力や規範意識等、豊かな感性や社会性等を育む取組を推進するとともに多様な体験活動を提供することにより学びの場の充実が求められています。
そこで、PTA活動を通して子どもたちによりよい学びの場の提供をどのように支援し学校と連携・協働していくべきか、事例発表を踏まえて研究協議を行い、PTA活動や家庭生活に活用していきましょう。
(事例発表校)
・青森県立八戸工業高等学校PTA
・山梨県立甲府昭和高等学校PTA
・石川県立小松高等学校PTA
・島根県立矢上高等学校PTA
(助言者)
静岡文化芸術大学 文化政策学部文化政策学科 准教授 小杉 大輔 氏
株式会社NOKIOO ON-MO プロジェクト代表 小田木 朝子 氏

第2分科会 事例発表と研究協議

清水会場・静岡市清水文化会館マリナート大ホール

(テーマ)
進路指導とPTA ~「有徳の人」を育てる希望進路の実現~
(趣旨)
誰もが高校生活を通じて希望進路の実現を目指し自己実現を図ろうとしています。子どもたちは、教科学習やホームルーム活動、学校行事や生徒会活動、部活動、また校外学修等を通して将来への夢と希望を抱き、目標とする進路先を目指し努力しています。希望進路の実現を図るには、学校教育等における個の発達段階に応じたキャリア能力の育成が重要です。他方、家庭においては子どもとの日常的な対話内容が重要因子となります。
そこで、PTA活動を通して子どもたちの希望進路の実現に向けてどのように支援し学校と連携・協働していくべきか、事例発表を踏まえて研究協議を行い、PTA活動や家庭生活に活用していきましょう。
(事例発表校)
・山形県立鶴岡南高等学校PTA
・岐阜県立中津高等学校PTA
・大阪市立大阪ビジネスフロンティア高等学校PTA
・宮崎県立高鍋高等学校PTA
(助言者)
静岡大学 学術院教育領域・教職大学院系列教育学部 教授 山﨑 保寿 氏
静岡大学 学術院融合・グローバル領域学生支援センター 准教授 宇賀田 栄次 氏

第3分科会 事例発表と研究協議

静岡会場・静岡市民文化会館大ホール

(テーマ)
生徒指導とPTA ~「有徳の人」を育てる「命を守る教育」の推進~
(趣旨)
安全・安心な社会構築に向け社会総がかりで防災、防犯、交通安全の取組や知識の習得を進めることが重要です。安全を確保するために施設の耐震対策を進めるとともに、子どもたちが自尊心や自己有用観を高め、自ら事件・事故・災害に対して危険を予測し回避できる力を育成する必要があります。また、子どもが安心して学ぶことのできるように危機管理体制の充実が求められています。さらに、健全な生活を営むための薬物乱用防止教育等の充実が求められています。
そこで、PTA活動を通して子どもたちが安心して取組・活動できる教育環境づくりを目指してどのように支援し学校と連携・協働していくべきか、事例発表を踏まえて研究協議を行い、PTA活動や家庭生活に活用していきましょう。
(事例発表校)
・千葉県立君津青葉高等学校PTA
・富山県立富山西高等学校PTA
・愛知県立春日井工業高等学校PTA
・熊本県立天草工業高等学校育友会
(助言者)
常葉大学 教職大学院初等教育高度実践研究科 教授 石川 美智子 氏
静岡県教育委員会事務局 高校教育課 指導班 指導監兼班長兼総括指導主事 神田 不二彦 氏

第4分科会 事例発表と研究協議

袋井会場・エコパサブアリーナ

(テーマ)
家庭教育とPTA ~「有徳の人」を育てる家庭教育の充実~
(趣旨)
家庭は子どもが出会う最初の「社会」であり、教育の出発点と言われています。子どもは、周囲の大人との係わりの中で人としての在り方や生き方の基本を学び、保護者自身も子どもとの係わりを通して成長していきます。私たち保護者には、子育てを進めるための責任と義務があり、自らの役割について認識を深めるとともに保護者自身が学習会や地域活動に、積極的に参加して自ら学ぶ機会を増やすことが大切になります。
そこで、「子育ては尊い仕事」であるという理念が社会的評価を受けるべく、PTA活動を通して自己啓発・研鑽に努め、自己成長を図るためにどのように学校や地域社会と連携・協働していくべきか、事例発表を踏まえて研究協議を行い、PTA活動や地域活動、家庭生活に活用していきましょう。
(事例発表校)
・北海道室蘭清水丘高等学校PTA
・東京都立板橋高等学校PTA
・兵庫県立尼崎稲園高等学校PTA
・香川県立高瀬高等学校PTA
(助言者)
静岡産業大学 経営学部 教授 漁田 俊子 氏
静岡大学 教育学部 非常勤講師 石田 純夫 氏

特別第1分科会 基調講演とパネルディスカッション

静岡会場・静岡市民文化会館中ホール

(テーマ)
「有徳の人」を育てる防災・減災教育の推進 ~防災・減災能力の醸成~
(趣旨)
東日本大震災、熊本地震等、未曾有の災害教訓を踏まえた実践的な防災・減災教育の推進を図ることが求められています。「いつ発生してもおかしくない」と言われた東海地震説も約40年の歳月が流れ、防災意識の希薄化が懸念されています。学校及び地域社会また広域行政区域の危機管理連携体制の充実を図る必要もあります。子どもたちが地域防災リーダーとなり、地震・津波の発生のメカニズムや風水害、放射線・放射能に関する知識など、社会総掛かりで防災・減災に関する知識や技能を総合的に獲得できる学習、訓練が必要です。学校教育のみならず、家庭や地域社会における防災態勢・体制の充実、地域防災訓練への参加・活動の定着化を図ることが防災・減災能力の醸成につながります。
そこで、災害時にも子どもたち自らの判断で主体的に行動できる人材の育成が求められています。また、地域社会の防災・減災体制に対し子ども自らが果たすべき役割について啓発していくことが大切です。基調講演とパネルディスカッションを通して共に考え意見交換し、PTA活動や地域社会、家庭生活の防災・減災力に活用していきましょう。
(基調講演講師)
静岡大学 防災総合センター長 教授 岩田 孝仁 氏
(コーディネーター)
静岡県総合教育センター 総合支援部高等学校支援課 高校第3班 班長 貝瀬 佳章 氏
(パネリスト)
保護者代表 静岡県立藤枝東高等学校 元PTA会長 曽根 靖之 氏
学校代表 静岡県立松崎高等学校 校長 寺島 明彦 氏
地域防災活動代表 富士市地域防災指導員会会長(防災功労者防災担当大臣表彰受賞) 高澤 勝彦 氏
元県防災担当(元東部危機管理局危機管理課 主査) 静岡県立富士宮北高等学校 教諭 加藤 正樹 氏
高校生代表(被災地ボランティア等参加) 静岡県立藤枝北高等学校 3年 押尾 真吾 さん
高校生代表(被災地ボランティア等参加) 静岡県立藤枝北高等学校 2年 波多野 淳 さん

特別第2分科会 基調講演とパネルディスカッション

浜松会場・アクトシティ浜松中ホール

(テーマ)
「有徳の人」を育てるグローバル教育とコミュニケーション能力の育成
(趣旨)
経済のグローバル化が急速に進み,人,物,金,情報が世界を行き来する時代となっています。自らの地域に対する誇りと生活の豊かさを保つためには,生まれ育った環境や考え方が違う他者とも相互に理解しあい,様々な文化に触れ合う機会や環境が整えられなければなりません。少子高齢化の中で今後,外国人を含めた多文化共生の地域づくりを促進し,国際理解教育や外国語教育にも一層の取り組みを図る必要があります。考え方の違う他者や外国人とも良好な人間関係をつくる能力の重要性が一層高まっている一方,若者の内向き志向や海外への留学者数の減少などが指摘されていることから,コミュニケーション能力に長け,グローバル感覚を備えた人材の育成が求められています。文部科学省でも,生涯にわたる社会生活やより主体的な社会参画等のために必要となる資質・能力の育成を重視し,小学校における英語教育の補充強化,中学校・高等学校における英語教育の高度化など,英語教育全体の抜本的充実も検討されています。
そこで,グローバル化に対応するためどのような教育を進めるべきか,そのためにどのような教育環境を整備するべきか。また,世界に羽ばたくグローバル人材を育成するためにどのような取組が必要かなど,基調講演とパネルディスカッションを通して共に考え意見交換し,学校教育や家庭生活に活用していきましょう。
(基調講演講師)
株式会社mpi 松香フォニックス 会長 松香 洋子 氏
(コーディネーター)
同上
(パネリスト)
保護者代表 静岡県立浜松北高等学校
大学生 静岡文化芸術大学 文化政策学部国際文化学科
高校生代表 静岡県立浜松北高等学校
高校生代表 浜松市立高等学校

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